以下の本を読んだんですが、掲題の通りノンプログラマ必読ですね。
職場の業務効率向上をしたい人はすぐに買うべきです。
一方、プログラマにはそんなに需要のある内容ではないです。
Pythonプログラマは前半不要だし、後半も調べればできることしか書いてないです。
やりたいことをググッてコピペしてアレンジできる人は、そちらのほうが早いかも。
Pythonを使ったプログラミング入門本としても非常に良くできているんですが、
言語を習得したその先で何を出来るか、を表に出しているのがただの入門書とは異なるところです。
副題まで読まないとノンプログラマ向けなのが伝わらないのが残念ですね…
構成は1章から6章までがPythonの解説、7章から18章までがPythonを用いた処理の自動化となっています。
1章から6章は図で非常に丁寧にかかれており、入門書としてのレベルも高いようです。
7章から18章までは以下のような内容です。
O'Reilly Japan - 退屈なことはPythonにやらせよう
- 7章 正規表現によるパターンマッチング
- 8章 ファイルの読み書き
- 9章 ファイルの管理
- 10章 デバッグ
- 11章 Webスクレイピング
- 12章 Excelシート
- 13章 PDFファイルとWord文書
- 14章 CSVファイルと JSONデータ
- 15章 時間制御、自動実行、プログラム起動
- 16章 電子メールやSMSの送信
- 17章 画像の操作
- 18章 GUIオートメーションによるキーボードとマウスの制御
私(職業プログラマ)にはあんまり使う機会が回ってこない機能が多い印象ですが、
事務や営業、企画などの方には役に立つ局面が多そうです。
プログラミングはもうプログラマの専売特許じゃないですね(いまさらか)。